声景メディア
音声日記の始め方

NotebookLMで音声日記を整理する方法:話すだけで自分の取扱説明書ができた

著者声景編集部·

ある日、1ヶ月分の音声日記をNotebookLMに放り込んで「自分がいつ一番イライラするか教えて」と聞いたところ、AIが淡々と「月曜の朝と、締め切り前日の夜が多いようです」と返してきました。言われてみればそのとおりで、自分ではぼんやり気づいていたことが、データとして確認された感覚でした。

NotebookLMと音声日記の組み合わせは、「後から自分を分析できる」という点でユニークです。この記事では、iPhoneボイスメモからNotebookLMへの具体的な手順と、整理した記録の活用法を説明します。


NotebookLMと音声日記の基本フロー

NotebookLMは、自分のドキュメントや音声ファイルをアップロードして、AIに質問できるGoogleのツールです。無料版で最大50個のソースを1つのノートブックに追加できます。

基本フロー:

  1. スマホのボイスメモアプリで日々の音声を録音する(1〜3分でOK)
  2. 録音ファイルをNotebookLMのノートブックにアップロードする
  3. AIに「今月の自分の感情パターンは?」「一番繰り返している悩みは何か?」と質問する

iPhoneボイスメモ → NotebookLM直接アップの手順

  1. iPhoneの「ボイスメモ」アプリを開く
  2. 保存したい音声を長押し → 「共有」をタップ
  3. 共有先でNotebookLMアプリ(またはブラウザ)を選択
  4. 対象のノートブックに追加する

Android・PCブラウザからでも同様の操作ができます。MP3・M4A・WAV形式に対応しています。

月別ノートブックで容量上限を回避する

無料版の上限は1ノートブック50ソースです。毎日録音すると1ヶ月で30本になるため、1日1本ペースなら「1ヶ月=1ノートブック」の運用が現実的です。月が変わったら新しいノートブックを作る習慣をつけると管理しやすくなります。


「まとめてもらう」で終わらない問いの投げ方

NotebookLMを「日記をまとめてくれるツール」として使うと、出力が表面的になりがちです。自己分析として使うには、問いの質が重要です。

感情パターンを浮かび上がらせる問い:

  • 「今月の記録を読んで、私がポジティブな気持ちになっていたのはどんな状況ですか?」
  • 「逆に、消耗している・しんどいと言っている場面はどんな状況が多いですか?」
  • 「繰り返し出てきているテーマや言葉はありますか?」

自己理解を深める問い:

  • 「今月の自分の言葉から、私が大切にしていそうな価値観を3つ挙げてください」
  • 「この記録を見て、来月の自分に一言アドバイスするとしたら何と言いますか?」

これらの問いへの回答は、普段の日記には書かれない視点を引き出してくれます。


NotebookLMの音声概要機能で「先月の自分のポッドキャスト」を作る

NotebookLMには「音声概要(Audio Overview)」という機能があります。アップロードしたドキュメントや音声をもとに、2人の話し手がその内容を議論するポッドキャスト形式の音声を自動生成します。

この機能を使うと、1ヶ月分の音声日記から「先月の自分を振り返るポッドキャスト」が自動生成されます。自分の発言を第三者視点でまとめてもらう、という体験は振り返りの質を変えます。

日本語での音声概要生成は2025年4月に対応し、現在は自然な日本語で生成されます。


声景×NotebookLMで実現する「話す→深める→蓄積する」サイクル

声景(Koekei)とNotebookLMは目的が異なります。声景は「録音しながらAIが問いを返してくれる」リアルタイム型ツール。NotebookLMは「蓄積した記録をあとから分析する」事後整理型ツールです。

この2つを組み合わせると:

  1. 声景で話す: AIの問いかけで思考が深まり、内容の濃い音声が録れる
  2. NotebookLMで蓄積: 声景での録音を定期的にアップロードして蓄積する
  3. NotebookLMで分析: 月末に「今月の自分のパターン」を分析する

声景だけでは「今この瞬間の深掘り」に強く、長期的な自己分析はしにくい。NotebookLMだけでは「話す内容が浅い」まま蓄積されやすい。両方使うことで補完関係になります。


声景編集部の見解

声景は音声ジャーナリングの習慣化と自己理解の観点から、NotebookLMとの組み合わせを積極的に紹介しています。声景が「話しながら深める」ツールとして機能する一方、NotebookLMは「蓄積した声を振り返る」ツールとして機能します。まず声景で毎日話す習慣をつくり、月末にNotebookLMで整理する——このサイクルが長期的な自己理解の深化に有効だと考えています。


声景(Koekei)は、録音しながらAIがリアルタイムで「問いのカード」を差し込むジャーナリングツールです。波の音が入ったら「この景色を見てどう感じましたか?」、沈黙が続いたら「今、何を考えていますか?」——声と映像から文脈を読んで、思考を深める問いを返してくれます。現在β版のウェイトリストを受け付けています。


NotebookLMと音声日記の組み合わせは、「話しっぱなしで終わらない音声記録」を実現します。1ヶ月分の音声をアップロードして「自分がよく使う言葉は何か」を聞いてみるだけで、思いがけない自分のパターンが見えてくることがあります。まず今日の3分間を録音して、来月の自分への素材を作り始めましょう。

音声ジャーナリングを始めてみたい方はこちら → https://koekei.com

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