声景メディア
音声日記の始め方

プログラミング未経験がAI音声日記アプリを開発した1ヶ月半の記録

「アプリを作る」というと、プログラミング経験が必要だというイメージがまだ根強いですよね。でも最近、AIツールを活用してノーコードまたは最小限のコードでアプリを形にする人が増えています。この記事では、プログラミング未経験の人がAI音声日記アプリを開発するまでの1ヶ月半のリアルな過程と、気づいたことを紹介します。

きっかけは「自分が使いたいアプリがない」という不満

既存の音声日記アプリに不満を感じることはありませんか。録音機能はあるけれど、「話しながら整理できる問いを返してほしい」「自分の記録を後からAIに分析してほしい」——そういった具体的なニーズに応えるアプリが見つからなかったとき、「自分で作れないか」という発想が生まれます。

プログラミング経験がゼロでも、2024〜2026年のAI開発環境では、自然言語でコードを生成してもらいながら開発を進める方法があります。ChatGPTやClaudeに「こういう機能を作りたい」と伝えると、実際に動くコードを返してくれることもあります。

開発の1ヶ月半:何をどの順番でやったか

最初の2週間——要件を言語化する

最初にやるべきは、自分が何を作りたいかを明確にすることです。「音声を録音できる」「AIが録音内容に問いを返す」「記録を一覧で見られる」——機能を箇条書きにして、AIに「この機能を持つアプリを作るにはどんな技術が必要ですか」と質問するところから始まります。

この段階では、Notionやメモ帳に「作りたいもの」を書き出すだけでOKです。技術の知識より、自分のニーズの解像度を高めることが先決です。

3〜5週目——AIと対話しながら形にする

Claude CodeやCursorなどのAI支援開発ツールを使うと、自然言語で「録音ボタンを作って」「録音が終わったら文字起こしをして」と指示するだけで、コードの骨格ができていきます。

エラーが出たらエラーメッセージをそのままAIに貼り付けて「なぜこのエラーが出るか教えて」と聞く。この繰り返しで、技術知識ゼロでも進めていけます。完成度よりも「動くかどうか」を優先するのが、挫折しないコツです。

6週目——使ってみて気づいたこと

実際に自分で使ってみると、「問いのタイミングが遅い」「文字起こしの精度が低い場面がある」など、使用感の課題が出てきます。この段階で初めて「改善すべき点」が見えてきます。完璧なものを最初から作ろうとすると動けなくなる——まず動くものを作ることが最初の目標です。

非エンジニアが開発で学んだこと

「作る」より「使う」が先: アプリ開発を始める前に、既存のツール(Whisper + NotebookLM + スプレッドシートなど)で同じことができないか試してみるのが賢明です。既存ツールの組み合わせで8割は実現できることが多いです。

AIへの質問力が開発力になる: コードを書く力より「何を作りたいかを明確にAIに伝える力」の方が重要です。曖昧な指示では曖昧な回答しか返ってきません。

完成度より継続性: 完成度80%のアプリを自分で使い続ける方が、100%を目指して開発が止まるより価値があります。

声景編集部の見解

「アプリを作る」という行為そのものが、自分が何を必要としているかを深く掘り下げる内省のプロセスでもあります。音声日記と開発は、思考の言語化という点で通じるものがあります。

声景について

声景(Koekei)は、録音しながらAIがリアルタイムで「問いのカード」を差し込むジャーナリングツールです。「今の状況を1文で説明するとしたら?」という問いが、開発の行き詰まりを突破するヒントになることもあります。沈黙が続いたら「今、何を考えていますか?」——声と文脈を読んで、思考を深める問いを返してくれます。現在β版のウェイトリストを受け付けています。

まとめ

  • プログラミング未経験でもAI支援開発ツールを使えば音声日記アプリは作れる
  • 「何を作りたいか」の言語化が開発の最初の壁であり最も重要なステップ
  • 完成度より「動くものを早く作る」姿勢が非エンジニアの開発継続の鍵

声景のβ版に先行登録する → https://koekei.com

声景(Koekei)β版

録音しながらAIが思考を深める問いを届ける

波の音が入ったら「この景色を見てどう感じましたか?」、沈黙が続いたら「今、何を考えていますか?」—— 声と映像から文脈を読んで、内省を深める問いをリアルタイムで返します。

β版のウェイトリストに登録する