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ポッドキャスト入門

バイノーラル録音とは何か?KU100マイクで作るASMR音声日記

著者声景編集部·

ヘッドホンで聴くと「目の前に誰かがいるみたい」と感じる録音——これがバイノーラル録音です。ASMRコンテンツや没入型ポッドキャストで使われるこの技術が、プライベートレコーディングスタジオやマニアックな音声日記の世界でも注目されています。

バイノーラル録音とは

バイノーラル録音は、人間の頭部に相当するダミーヘッドや専用マイクを使い、左耳・右耳それぞれに届く音の微妙な差異(HRTF:頭部伝達関数)を収録する技術です。通常のステレオ録音は「左右の位置」しか表現できませんが、バイノーラルは「前後」「上下」の立体的な位置感も再現できます。

ヘッドホンで再生すると、音が「頭の中」ではなく「外の空間」から聴こえるような体験になります。これが「没入感」の根拠です。

KU100とは何か

KU100はNeumann社(ゼンハイザーグループ)が製造するダミーヘッドマイクロホンです。人間の頭部を模した形状に左右それぞれのマイクカプセルが内蔵されており、プロのバイノーラル収録のスタンダード的な機材です。

価格は100万円以上と高価で、プロ仕様の機材です。ただし、「バイノーラル風」の録音はもっとリーズナブルな方法でも体験できます。

手軽なバイノーラル体験の方法

①耳掛け式バイノーラルマイク(1〜3万円):ソニーの「ECM-EARS」など、耳に装着して使うコンパクトなバイノーラルマイクが市販されています。自分の耳の位置で録音するため、個人のHRTFに近い再現ができます。

スマートフォンとバイノーラルマイクの組み合わせ:上記マイクをスマートフォンの端子に接続するだけで、バイノーラル録音が可能です。専用の録音アプリを使うと、モノラル化しない設定が維持できます。

③仮想バイノーラル(ソフトウェア処理):通常のステレオ録音にソフトウェア的にHRTFフィルタをかけることで、バイノーラル風の音像を作ることができます。完全ではありませんが、手軽に試せます。

音声日記へのバイノーラル応用

バイノーラル録音を音声日記に使う面白い活用法があります。自分が「その場にいた空間の音」をバイノーラルで記録しておくことで、後から聴いたときに記憶が鮮明に蘇る効果があります。旅先の街の雑踏・好きなカフェの音・子どもの声——バイノーラルで録ったこれらの音は、単なるメモ以上の「その場への帰還」体験をもたらします。

声景編集部の見解

声景は「声と音が記憶と感情を呼び起こす力」を大切にしています。バイノーラル録音のように、音の体験を豊かにする技術は、音声日記をより深い記録手段にしていく可能性を秘めています。将来的には、こうした音響技術との統合も視野に入れています。


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バイノーラル録音は「音を残す」という体験を別次元に引き上げます。高価な機材がなくても、耳掛けマイクひとつから体験できます。今日の「聞かせたい音」を録音してみてください。

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