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音声日記の始め方

親に音声日記を勧める:高齢者がスマホで声を記録する方法

著者声景編集部·

「親が日記をつけたいと言っているけど、文字を書くのが大変そう」「遠くに住む親の日常を声で残してほしい」——そんな思いを持つ子世代の方は多いのではないでしょうか。実は音声日記はシニアにこそ向いているツールです。この記事では、高齢の親に音声日記を勧める方法と、スマホでの具体的な始め方をお伝えします。

なぜ高齢者に音声日記が向いているのか

年齢を重ねると、手の震えや視力の低下で文字を書くことが負担になる場合があります。一方、「話す」という行為は日常の延長線上にあり、特別なスキルが必要ありません。

また、音声には記憶を引き出す力があります。声で話しながら昔のことを振り返ることは、認知機能の維持にもよいとされています。毎日少しだけ声を録る習慣は、書く日記よりずっとハードルが低く、続けやすいのです。

さらに、家族にとっても贈り物になります。親の声が記録として残ることは、将来的に何物にも替えがたい記憶になるでしょう。

スマホで音声日記を始める具体的なステップ

Step1: アプリを一緒に設定する

最もシンプルな方法はスマホ標準のボイスメモアプリです。iPhoneなら「ボイスメモ」、Androidなら「レコーダー」が最初から入っています。初回は子どもが隣でアプリを開いて、録音ボタンの場所を教えてあげましょう。iPhoneの場合、ホーム画面のマイクのアイコンが目印です。60代・70代以上の方に「音声日記を試してみませんか?」とお伝えすると、「スマートフォンは苦手で……」という反応が返ってくることがあります。でも、録音だけなら、電話をかけるより簡単です。

使い方は3ステップだけです。

  1. アプリを開く(ホーム画面のマイクのアイコン)
  2. 赤い丸ボタンを押して話す
  3. 四角いボタンを押して止める

これだけで録音が保存されます。難しい設定は何もありません。

Step2: 話す内容は「今日の天気と気持ち」だけでOK

「今日は晴れていて気持ちよかった」「昨日より腰が楽になった」——それだけで十分です。最初から長く話そうとするとプレッシャーになります。30秒でも毎日続く方が価値があります。シニア世代の方によく使っていただける話し方のヒントとしては、他に「今日の出来事を話す(庭の花が咲いていた、孫から電話があった等)」、「昔の記憶を話す(子どもの頃の思い出、若い頃よく行ったお店の話等)」、「今感じていることを話す(膝の痛み、今日の食事の感想等)」があります。普段の会話の延長でOKです。昔の記憶を話すことは、脳を活性化させる回想法の一形態でもあります。また、音声で日々の出来事を話すことは、記憶の定着と言語化の練習として活用できる可能性があります。「今日何を食べたか」「誰と話したか」「何が印象に残ったか」を声で言語化する習慣が、認知活動の維持につながる場合があるという報告もあります。ただし、音声日記は医療的な認知症予防手段ではありません。認知機能の変化が気になる場合は、専門家(医師・神経科)への相談が優先です。

Step3: 週に一度、一緒に聴く時間を作る

一人で録った音声を家族で一緒に聴く時間を設けると、続ける動機になります。電話やビデオ通話で「今週録った日記、聴かせて」と声をかけるだけで、親にとって大きな励みになります。家族と共有することもできます。「お正月に孫と一緒に去年の録音を聴く」という楽しみ方も生まれています。録音は後で聴き返せます。「3ヶ月前の自分の声」を聴くと、「あのころはこんなことを話していたのか」という発見があります。録音が溜まっていくと、それ自体が人生の記録になります。

文字起こしサービスで内容を残す

LISTENというサービスを使うと、録音した音声をAIが自動で文字起こしして保存できます。記録として残したいご家族には、音声ファイルと一緒にテキストが残ることで後から読み返しやすくなります。操作はシンプルなので、慣れてきたら試してみる価値があります。

声景編集部の見解

親世代が録る音声日記の中には、子どもや孫の世代が知らなかった昔話や体験が自然と出てきます。「それ、初めて聞いた」という声が家族の会話を生み、世代間のつながりが深まる——音声日記にはそんな副次的な価値もあります。

声景で「問いかけ」がある音声日記を

声景(Koekei)は、録音しながらAIがリアルタイムで「問いのカード」を差し込むジャーナリングツールです。波の音が入ったら「この景色を見てどう感じましたか?」、沈黙が続いたら「今、何を考えていますか?」——声と映像から文脈を読んで、思考を深める問いを返してくれます。

「何を話せばいいかわからない」という高齢者にとって、AIからの問いかけは会話の糸口になります。一人でしゃべり続けるよりも、問いに答える形の方が自然に言葉が出てくる方も多いです。現在β版のウェイトリストを受け付けています。

まとめ

  • 音声日記は書く負担がなく、高齢者に向いているツール
  • 標準ボイスメモアプリから始め、30秒の習慣で十分
  • 家族で一緒に聴く仕組みが継続のカギになる

親の声を記録に残すことは、今からでも遅くありません。手書きが難しくなっても、声は最後まで残ります。音声日記が「もう一つの記憶の保存場所」になることを願って、使いやすい設計を続けています。手書き日記を長年続けてきた方でも、手が疲れやすくなってきた、字が書きにくくなってきたというタイミングに、音声日記への切り替えや組み合わせを試してみる価値があります。

今日の天気、今日の食事、思い出した昔の話——何でも声で残してみてください。積み重なっていくと、それがかけがえない音声の自分史になります。シニアが音声日記を続けると、子や孫にとっての「声の記録」が残ります。「おじいちゃんの声」「おばあちゃんが元気だったころの話し方」——こうした記録は、写真や文章とは異なる形で存在を伝えます。「自分の話を残しておきたい」「子どもたちに聴かせたい」という動機が、続ける力になることがあります。

「スマホの操作がよくわからない」「日記を書くのは手が疲れる」——シニア世代の方が日記や記録を諦めてしまう理由は、多くの場合「入力の難しさ」にあります。音声日記は、この問題を大きく解消できます。スマホの画面を細かく操作する必要がなく、「話すだけ」で記録できるため、シニアの方に向いている記録方法のひとつです。音声記録の最大の特徴は、「話す」という行為がすでにできる人なら誰でも使えることです。タイピングスキルも、複雑なアプリの操作も必要ありません。スマホの「録音ボタンを1回押す」という操作だけで始められます。関節炎や手の疲れがある方でも、話すことで記録が残せます。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。医療上の診断・治療については必ず専門家(医師・カウンセラー等)にご相談ください。

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高齢の親の声を残すプロジェクトは、気軽な話題からスマホ1台で始める・帰省や電話ごとの定期録音・感情・体験を引き出す問いを使うという3ステップで今日から始められます。「声の記録」は時間が経つほど価値が増す、かけがえない家族の財産です。最初の録音は「最近食べた美味しいもの」「子どもの頃の好きな場所」など、軽い話題から始めると良いでしょう。「インタビューする」という構えより、「一緒に話している」という感覚で録ることが、自然な話を引き出します。

何を話してもらうか困る場合は、以下のような問いかけを参考にしてみてください。

  • 子どもの頃に住んでいた場所はどんなところでしたか?
  • 若い頃に夢中になっていたことは?
  • 私(子ども)が生まれたときのことを教えてください
  • 人生で一番楽しかった時期はいつ頃ですか?
  • 今、毎日楽しいと思うことは何ですか?

「昔話を聞く」より「感情・体験を聞く」という問いのほうが、豊かな話が引き出せます。家族の声を残すという行為は、声景が「声の記録が長期的な価値を持つ」という設計思想を体現する実践です。声景は個人のジャーナリングだけでなく、声による記録文化を広げることを目指しています。大切な人の声を残すことを、日常の習慣にしていただきたいと考えています。

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シニアの音声日記は、スマホの録音ボタン1つで始められます。手の疲れや複雑な操作が不要で、「話す」という自然な行為で記録が残ります。日々の出来事を声で残す習慣が、家族への声の贈り物にもなります。まずボイスメモアプリを開いて、今日の一言を話してみましょう。

写真は残せる。手紙も残せる。でも「声」を意識的に残している家族は少数派です。認知症や病気が進んだとき、「もっと話しておけばよかった」「あの話をちゃんと聞いておけばよかった」という後悔を持つ方がいます。声の記録は、その後悔を減らす可能性があります。親の「生きてきた話」は、その人だけが持つ一次情報です。戦争・仕事・子育て・地域のこと——これらは本人が話してくれないと失われます。声という形で残すことで、より生き生きとした記録になります。帰省のたびに30分話を録る、月1回電話で録音するなど、定期的に録ることを決めることも、気づいたら豊かなアーカイブを作る上で有効です。

親御さんの介護をされている方は、介護記録を音声日記でつけることもおすすめです。「今日、母が同じことを3回聞いた」「父が食欲がなかった日が続いている」——介護をしている人が感じる小さな変化は、紙の記録に書いているうちに忘れてしまうことも多く、医師や介護スタッフへの伝達が難しくなりがちです。音声日記を介護記録として活用することで、その場での観察をすぐに記録でき、後から家族間や医療職との情報共有にも使えます。両手が空いていない場面でも、声で話すだけで記録できます。食事の補助中・入浴の介助後など、手を洗ってからメモする前に忘れてしまうような細かい変化も残せます。テキスト記録は事実が中心になりがちですが、音声記録なら「今日は介護に疲れた」「父が笑ってくれた、うれしかった」という感情も自然に入ります。介護者自身のメンタルヘルス記録にもなります。過去の録音を聴き返すことで、「3週間前から食欲が落ちてきていた」「一ヶ月前まではできていたことが今はできなくなっている」という変化の流れが把握しやすくなります。定期的な通院や担当介護士との面談のとき、音声記録を聴き返してまとめたメモを持参することで、「最近どうですか?」という漠然とした問いに具体的に答えられます。「先週から食欲が落ちてきていて、夜中に目が覚めることが増えています」「3日前からトイレの失敗が増えました」という具体的な情報は、医師や介護スタッフの判断の精度を高めます。録音は共有しなくていいです。自分が聴き返して要点を整理し、それをメモまたは口頭で伝えるだけで十分です。

介護は長期にわたる営みです。身体的な疲れだけでなく、精神的な消耗も蓄積されます。介護記録を残すのと同じタイミングで、「今日の自分の気持ち」も短く話してみてください。「疲れた」「今日は少し余裕があった」「介護のことで誰かに話したいと思った」——これらを話すだけで、感情を溜め込まずに外に出すことができます。介護記録が被介護者の記録であると同時に、介護者自身の感情記録にもなっていきます。今日見た家族の変化を、30秒でいいので声に出してみてください。スマートフォンのボイスメモアプリで十分です。記録の積み重ねが、医師への相談や家族間の情報共有を助けてくれます。介護者自身の気持ちも一緒に話してみてください。

70代の方に音声日記についてインタビューしたところ、「書く日記は手が疲れて続かなかったけれど、声で録るようになって3年続いている」「録ったものを聴き返すと、1ヶ月前の自分がこんなことを考えていたのかとわかる。写真を見返すより、声の方が当時の感覚に近い気がする」「孫に『最近どんなことがあったの?』と聞かれたとき、録音を振り返ると思い出しやすくなった」という声がありました。また、「話しながら昨日のことを思い出す練習になっている気がする。記憶の訓練になっているかどうかはわからないが、毎日録る習慣が頭を使うきっかけになっている感覚はある」とのことでした。音声日記が記憶力や認知機能の維持に与える影響については、現時点でエビデンスが確立されているわけではありません。ただし、「日々の出来事を声にまとめる」という行為は、記憶の引き出し・言語化・整理という認知的な作業を含んでいます。この70代の方が語ってくれた中で印象的だったのが、「いつか子どもや孫に聴かせたい」という気持ちでした。テキストで残す日記より、声で残す日記の方が「その人らしさ」が伝わる感覚があるとのことでした。写真と文章で残してきた記録に、声が加わることで、記憶の立体感が変わります。音声日記は、現在の自分のためだけでなく、将来の誰かのためにもなり得る記録です。

80代の親御さんがスマートスピーカーに話しかける習慣を持ち、3ヶ月後に言葉数が増え会話がはっきりしてきたという事例もあります。スマートスピーカー(Amazon Echo、Google Nestなど)は、高齢者にとって手軽に始められる音声日記のツールです。夕食後の時間を「今日の話」タイムに決めて、スマートスピーカーに向かって話すことを習慣にしてみましょう。「今日食べたもの・飲んだもの」「今日見たもの・聞いたもの」「今日感じたこと・思い出したこと」の3つの出来事を話すことを日課にすると、継続しやすくなります。慣れてきたら、昔の思い出や家族への伝言なども加えてみましょう。

音声日記は家族と共有することで、より豊かな体験になります。スマホの録音アプリで録った音声をLINEや家族共有クラウドに送ると、家族が声を聴いて安否確認も兼ねた記録になります。ビデオ通話しながら「今週録った声の日記」を一緒に聴くと、会話のきっかけになります。親の声を記録として残したいという気持ちを持つ家族には特に有意義な取り組みです。高齢者が声で残したエピソード・思い出・言葉は、後から家族にとってかけがえない記録になります。録音を習慣化するだけで、意図せず「声のアーカイブ」が生まれます。

声で記録することが認知機能にとって有益である可能性は、言語活動の継続的な実践という観点から複数の研究で示唆されています。日々の話す習慣、出来事を振り返る習慣、感情を言葉にする習慣は、高齢者のウェルビーイングに関連すると指摘されています。音声日記はそれらを日常に取り込む一つの形となりえます。ただし、これは医療的な治療の代替ではなく、日常の習慣的な活動の一環として考えてください。

声景は音声記録と認知機能維持のテーマに深く向き合ってきました。高齢者の方が一人でも使いやすい設計、家族と共有しやすい形は、声景が今後さらに強化したい領域です。現在のβ版でも、AIが問いを返す機能が「何を話せばいいかわからない」という高齢者特有のハードルを下げる設計になっています。

声の日記は、高齢者本人にとっても、家族にとっても価値ある習慣になりえます。今日の夕食後、スマートスピーカーや録音アプリに向かって「今日はね」と話しかけるところから始めてみてください。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。医療上の診断・治療については必ず専門家(医師・カウンセラー等)にご相談ください。

高齢者の認知機能が少しずつ変化してくると、「書く」という行為のハードルが上がります。文字を書く細かな運動制御、正しく書けているかへの不安、長時間同じ姿勢でいる負担——これらが重なると、日記を書こうという気持ちが続きにくくなります。一方で「話す」という行為は、多くの方が生涯を通じて維持しやすいスキルです。誰かに話しかけるように声に出すだけなら、特別な準備も道具も必要ありません。言語を使って出来事や感情を言語化するプロセスは、記憶の固定化を助けるという研究があります。「話したことは、書いたことと似た記憶への効果がある」という観点から、声に出して今日あったことを振り返ることは、認知機能のルーティンケアとして位置づけられつつあります。ただし、これは医療的な治療の代替ではなく、日常の習慣的な活動の一環として考えてください。

最も始めやすいのは、すでに自宅にあるスマートスピーカー(Amazon Echo、Google Nestなど)を活用する方法です。特定の時間帯を決めると継続しやすくなります。夕食後10〜15分間、スマートスピーカーの前に座って「今日あったことを誰かに話す」感覚で声を出します。録音機能を使ってもよいですし、単純に声に出す練習として活用するだけでも構いません。「今日食べたもの・飲んだもの」「今日見たもの・聞いたもの」「今日感じたこと・思い出したこと」の3つの出来事を話すことを日課にすると、継続しやすくなります。内容に迷ったときは「今日の3つのこと」を固定フォーマットにするとシンプルです。このシンプルな枠組みが、「何を話せばいいかわからない」という最初のハードルを下げます。慣れてきたら、「昔の思い出」や「家族への伝言」なども加えてみましょう。「自分史」として残したい話を声で記録しておく使い方は、高齢者の方に特に好評です。

音声日記は「孤独な作業」である必要はありません。離れて暮らす家族と共有する形で活用すると、続けやすくなります。スマートフォンの録音アプリで録った音声をLINEや家族共有クラウドに送ると、家族が声を聴いて安否確認も兼ねた記録になります。ビデオ通話しながら「今週録った声の日記」を一緒に聴くと、会話のきっかけになります。親の声を記録として残したい、という気持ちを持つ家族には特に有意義な取り組みです。高齢者が声で残したエピソード・思い出・言葉は、後から家族にとってかけがえない記録になります。録音を習慣化するだけで、意図せず「声のアーカイブ」が生まれます。

親子で声の日記を作るという選択肢

高齢の親御さんだけでなく、子供と一緒に「親子声の日記」を作るのも、家族の思い出を声で残す良い方法です。親子で交互に今日あったことや感じたことを声で語り合って録音する習慣は、特別な機材も不要で、スマートフォンのボイスメモアプリがあれば始められます。子供が話して親が質問する、親が先に話して子供が感想を言う、一緒に今日の「いいこと」を3つ言い合うなど、家族に合ったスタイルで進められます。

毎日の声の日記は、子供の語彙や表現力に良い影響をもたらす可能性があります。「今日どうだった?」という質問に「楽しかった」と答えるだけでなく、「なんで楽しかったの?」「どんな気持ちだったの?」という問いを繰り返すことで、子供は自分の感情を言語化する練習ができます。この対話の蓄積が、自己表現力の基礎になることがあります。子供が3歳のとき、5歳のとき、10歳のときの声——それを保存しておけるのが音声日記の特権です。「あの頃、こんな声だったんだ」「こんなことを考えていたんだ」と聴き返す瞬間は、写真アルバムを開くのとはまた別の感慨があります。声のトーンや話すテンポには、その時々の子供の感情と成長が刻まれています。意識して残していれば、家族の財産になるでしょう。毎晩の「おやすみ前の5分」を親子声の日記の時間にすると定着しやすいです。子供が自分で「今日の一番よかったこと」を決めてから録音する「今日の主役」形式も、子供のやる気を引き出しやすいです。録音したファイルは月に一度、一緒に聴き返す時間を作ると、「過去の自分を客観的に見る」という体験が子供の内省力を育てることがあります。

声景は、音声日記を通じた家族間の対話に大きな可能性を感じています。子供と親が声でつながる時間は、スクリーンタイムとは異なるコミュニケーションの形として、声景が音声ジャーナリングを考える上でも重要なテーマです。「話しながら考えが整理されていく」——そんな感覚を毎日の習慣にできるのが声景(Koekei)です。親子で使えば、声でつながる家族の時間がより豊かになります。β版ウェイトリスト受付中。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。医療上の診断・治療については必ず専門家(医師・カウンセラー等)にご相談ください。

「毎日声で日記をつけている」という70代の方の話を聞きました。書く日記は手が疲れて続かなかったけれど、声で録るようになって3年続いているとのことです。続けていると感じること、変わったことを教えてもらいました。「録ったものを聴き返すと、1ヶ月前の自分がこんなことを考えていたのかとわかる。写真を見返すより、声の方が当時の感覚に近い気がする」「孫に『最近どんなことがあったの?』と聞かれたとき、録音を振り返ると思い出しやすくなった」「話しながら昨日のことを思い出す練習になっている気がする。記憶の訓練になっているかどうかはわからないが、毎日録る習慣が頭を使うきっかけになっている感覚はある」とのことでした。

また、この70代の方が語ってくれた中で印象的だったのが、「いつか子どもや孫に聴かせたい」という気持ちでした。テキストで残す日記より、声で残す日記の方が「その人らしさ」が伝わる感覚があるとのことでした。写真と文章で残してきた記録に、声が加わることで、記憶の立体感が変わります。音声日記は、現在の自分のためだけでなく、将来の誰かのためにもなり得る記録です。

アプリを開いて、ボタンを押して、話すだけ。シニア世代の方も、この3ステップなら始められます。今日の天気、今日の食事、思い出した昔の話——何でも声で残してみてください。積み重なっていくと、それがかけがえない音声の自分史になります。

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写真は残せる。手紙も残せる。でも「声」を意識的に残している家族は少数派です。認知症や病気が進んだとき、「もっと話しておけばよかった」「あの話をちゃんと聞いておけばよかった」という後悔を持つ方がいます。声の記録は、その後悔を減らす可能性があります。

親の「生きてきた話」は、その人だけが持つ一次情報です。戦争・仕事・子育て・地域のこと——これらは本人が話してくれないと失われます。声という形で残すことで、より生き生きとした記録になります。

高齢の親御さんの声を「生きた記録」として残すプロジェクトは、気軽な話題からスマホ1台で始める・帰省や電話ごとの定期録音・感情・体験を引き出す問いを使うという3ステップで今日から始められます。「声の記録」は時間が経つほど価値が増す、かけがえない家族の財産です。最初の録音は「最近食べた美味しいもの」「子どもの頃の好きな場所」など、軽い話題から始めると良いでしょう。「インタビューする」という構えより、「一緒に話している」という感覚で録ることが、自然な話を引き出します。

何を話してもらうか困る場合は、以下のような問いかけを参考にしてみてください。

  • 子どもの頃に住んでいた場所はどんなところでしたか?
  • 若い頃に夢中になっていたことは?
  • 私(子ども)が生まれたときのことを教えてください
  • 人生で一番楽しかった時期はいつ頃ですか?
  • 今、毎日楽しいと思うことは何ですか?

「昔話を聞く」より「感情・体験を聞く」という問いのほうが、豊かな話が引き出せます。家族の声を残すという行為は、声景が「声の記録が長期的な価値を持つ」という設計思想を体現する実践です。声景は個人のジャーナリングだけでなく、声による記録文化を広げることを目指しています。大切な人の声を残すことを、日常の習慣にしていただきたいと考えています。

介護記録を音声日記でつける:家族の変化を声で残す方法

「今日、母が同じことを3回聞いた」「父が食欲がなかった日が続いている」——介護をしている人が感じる小さな変化は、紙の記録に書いているうちに忘れることも多く、医師や介護スタッフへの伝達が難しくなりがちです。

音声日記を介護記録として活用することで、その場での観察をすぐに記録でき、後から家族間や医療職との情報共有にも使えます。

音声介護記録のメリット

すぐに話して記録できる: 両手が空いていない場面でも、声で話すだけで記録できます。食事の補助中・入浴の介助後など、手を洗ってからメモする前に忘れてしまうような細かい変化も残せます。

感情も記録できる: テキスト記録は事実が中心になりがちですが、音声記録なら「今日は介護に疲れた」「父が笑ってくれた、うれしかった」という感情も自然に入ります。介護者自身のメンタルヘルス記録にもなります。

聴き返して変化の流れが見える: 過去の録音を聴き返すことで、「3週間前から食欲が落ちてきていた」「一ヶ月前まではできていたことが今はできなくなっている」という変化の流れが把握しやすくなります。

介護記録に話すべき内容

身体面の記録: 食事量・水分摂取・排泄の状況・睡眠時間・体温・服薬状況。「今日のお昼は半分くらい食べた。水分は少なかった」という形で話します。

認知・行動面の記録: 会話の内容・混乱の有無・同じことを繰り返す言動・不安やイライラの有無。「今日は夕方から少し混乱していた。夕暮れ症候群のような状態だった」など。

変化のあった出来事: 転倒・怪我・発熱・外出の様子・通院の結果など、特記すべき出来事を記録します。

医師・介護スタッフへの情報共有

定期的な通院や担当介護士との面談のとき、音声記録を聴き返してまとめたメモを持参することで、「最近どうですか?」という漠然とした問いに具体的に答えられます。

「先週から食欲が落ちてきていて、夜中に目が覚めることが増えています」「3日前からトイレの失敗が増えました」という具体的な情報は、医師や介護スタッフの判断の精度を高めます。録音は共有しなくていいです。自分が聴き返して要点を整理し、それをメモまたは口頭で伝えるだけで十分です。

介護者自身のケアとしての音声日記

介護は長期にわたる営みです。身体的な疲れだけでなく、精神的な消耗も蓄積されます。介護記録を残すのと同じタイミングで、「今日の自分の気持ち」も短く話してみてください。「疲れた」「今日は少し余裕があった」「介護のことで誰かに話したいと思った」——これらを話すだけで、感情を溜め込まずに外に出すことができます。介護記録が被介護者の記録であると同時に、介護者自身の感情記録にもなっていきます。

今日見た家族の変化を、30秒でいいので声に出してみてください。スマートフォンのボイスメモアプリで十分です。記録の積み重ねが、医師への相談や家族間の情報共有を助けてくれます。介護者自身の気持ちも一緒に話してみてください。

声景は「音声で記録を残すことが、介護の現場での情報継続性を高める」と考えています。介護は記録の積み重ねが、本人と家族の安心につながります。声での記録がその助けになれば幸いです。声景(Koekei)は、録音しながらAIがリアルタイムで「問いのカード」を差し込むジャーナリングツールです。介護に関わる方の感情整理と記録に、声のジャーナリングをお役立てください。β版ウェイトリスト受付中。

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