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うつ症状を声で追跡する:毎週の音声日記が診断を助ける理由

著者声景編集部·

うつ症状を声で追跡する:毎週の音声日記が診断を助ける理由

「先週より気分が落ちている気がする。でも、どう落ちているかをうまく説明できない」——メンタルクリニックの問診で、自分の状態を言葉にするのが難しいと感じたことはないでしょうか。

診察の数分間で「この2週間の状態」を正確に伝えることは、誰にとっても容易ではありません。音声日記を毎週記録しておくことで、この「説明の難しさ」が和らぐことがあります。今回は、音声日記をメンタル状態の追跡ツールとして活用する考え方を紹介します。

なぜ「声」で記録するとよいのか

うつ状態のときは、文章を書くエネルギーが出ないことがあります。スマートフォンのマイクに向かって話すだけなら、10〜30秒でも記録になります。「気力がないときほど書けない」というテキスト日記の弱点を、音声なら回避しやすくなります。

また、声のトーン・話すスピード・言葉の詰まり方には、本人が自覚していない状態のサインが現れることがあります。自分の過去の録音を聴き返すことで、「先月より声が重たかったな」「この週は話しやすかった」という変化に気づくことがあります。

毎週の音声日記記録のすすめ方

決まった曜日・時間帯に録音する: 比較のためには記録条件を一定にすることが大切です。「日曜夜の10分」のように固定すると、状態の変化を見やすくなります。

話す内容のテンプレートを決める:

  1. 今週の気分を一言で(「重い」「まあまあ」「少し楽」など)
  2. 特につらかった日・時間帯
  3. 少しでもよかった瞬間
  4. 来週の自分へひとこと

完全に話せなくても大丈夫です。「今日は何も言えない」という録音でも、状態の記録になります。

医師や支援者への情報共有に活用する: 録音を直接共有するのではなく、「聴き返してメモした内容」を診察に持参することで、症状の変化をより具体的に伝えられます。「先週は朝起きられなかった日が4日ありました」という具体性が、診断の助けになることがあります。

記録を続けるうえでの注意点

音声日記は専門的な治療の代替ではありません。症状の「見える化」を助けるツールであり、記録することで症状が改善するわけではありません。あくまで「状態を客観的に把握する補助ツール」として位置づけてください。

また、つらい時期の録音を聴き返すことで、気分が落ち込む可能性もあります。体調が安定しているときに聴き返すか、支援者と一緒に振り返る形を選ぶことをおすすめします。

声景編集部の見解

声景は「声で自分の内側と向き合う体験」を大切にしています。メンタルヘルスの文脈で音声記録が補助的な役割を果たす可能性に注目し、使いやすく・続けやすい設計を追求しています。


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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。医療上の診断・治療については必ず専門家(医師・カウンセラー等)にご相談ください。


毎週10分、決まった日に自分の声を残す。それだけで「先月の自分」と「今の自分」を比べる材料ができます。診察で「うまく言葉にならない」と感じたことがある方は、音声日記を補助記録として試してみてください。

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