声景メディア
声と健康

人の声が苦手な人がボイスメモを使えるようになるまで

著者声景編集部·

「人の声や物音が刺激として強すぎて疲れる」という経験をする人がいます。聴覚過敏、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)的な傾向、または単純に「賑やかな環境が苦手」という感覚性を持つ人にとって、ボイスメモや音声日記を「録る・聴く」体験はどうなのか。実際に苦手意識を持ちながら試した体験を振り返ります。

最初のハードル:「自分の声を聴くのが嫌」

ボイスメモを始めようとして最初に感じたのは「録音した自分の声を聴くのが嫌」という感覚でした。声のトーン・息遣い・言葉の詰まり——普段聴いている自分の声と違って、異物感がありました。

これは聴覚過敏がなくても多くの人が感じることですが、感覚の感度が高い人にとってはより強く感じられることがあります。「この感覚を乗り越えないとボイスメモは使えない」と思っていたことが、最初のつまずきでした。

試したこと:「録るだけで聴き返さない」

ある時期から、「録音するけれど聴き返さない」という方針を試しました。話したいことを話して、録音を止めて、そのまま保存するだけです。

この段階では、音声は「後で聴くためのもの」ではなく「話して外に出すためのもの」として機能しました。録音を聴き返さないので、「変な声だった」という自己批判が起きません。

2週間この方針で続けると、「録音すること自体への抵抗」が薄れていきました。

少しずつ「聴いてみる」を試す

録ることに慣れてきたタイミングで、「1日分だけ聴いてみる」を試しました。最初は30秒で止めていましたが、「意外と気にならない」という体験が少しずつ積み重なりました。

自分の声に「慣れる」プロセスは、意識的に段階を踏むことで進みやすくなります。一気に聴き返そうとするより、少しずつ暴露する方が苦手意識が和らぎやすいです。

音量とイヤホンの工夫

聴覚が敏感な人には、再生時の音量設定が助けになることがあります。いつもより少し小さい音量から始めて、「この音量なら心地よい」という設定を見つけることが大事です。

また、オープン型のイヤホン(耳を密閉しないタイプ)を使うと、録音の音とともに周囲の音も混ざって入ってくるため、「閉じ込められた感」が減る人がいます。

苦手な環境では「静かな時間に録る」

賑やかな場所での録音は、自分の声に集中しにくいだけでなく、再生時に背景音が気になることがあります。夜の静かな時間帯、または外出先でも人が少ない場所を選んで録ることで、再生時の体験が変わります。

声景編集部の見解

声景は、声で思考を外に出すことを大切にしています。感覚の感度が高い人には、最初から「聴き返すこと」を目標にしないアプローチが合いやすいかもしれません。まず「話すだけ」という使い方から、自分のペースで慣れていくことを応援しています。

※聴覚過敏がある場合は、専門家(医師・聴覚士等)に相談しながら、自分に合った使い方を見つけることをお勧めします。


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